自走式立体駐車場は、ショッピングモールやなどの大型施設や大型マンションなどによくある駐車場になります。自走式立体駐車場は、車の運転手が自ら車を運転して駐車するタイプの立体駐車場になります。2階建以上の階層で構成されていて、スロープを使って階の移動をおこなうことができます。機械式立体駐車場に比べて、自動車の出し入れが簡単なことがメリットのひとつになります。
自走式立体駐車場は、上階の床が下階の屋根の役割をするので、雨などの天気が悪い日でも車が濡れることがなく、人の移動もしやすいといった特徴があります。開放性が高く津波などの被害がうけにくいので、災害が起こった時の避難場所としても利用することができます。平面駐車場に比べて車の収容率が高いので、多くの車を収容することができます。ランニングコストが安いので、様々な施設に導入されている駐車場になります。
駐車ができるスペースは十分なスペースが確保されているので、運転が苦手な方でも車の駐車をすることができます。セキュリティ面にも優れていて、定期的に見回りをする方がいる場合が多いので、車上荒らしなどの被害をうけにくいといった特徴があります。自走式立体駐車場にはさまざまなタイプのものがあり、フラットタイプやスキップタイプ・連続傾床タイプの3種類があります。用途によって使い分けられていることが多く、フラットタイプは、自走式立体駐車場の基本の形になります。